糖尿病とグーグル Google Life Sciences

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Smart Contact Lens by Google
Smart Contact Lens by Google

糖尿病患者数は増加の一途を辿っています。世界保健機構のデータによると、2014年度の有病率は世界人口(18歳以上)の9%にあたり、2012年のこの病気による死亡者数は150万人となっています。また、現在の患者数は4億人弱とも言われ、2035年には6億人に達する見込みです。発病するとどうしても薬のお世話にならざるを得ませんから、製薬会社にとっては高い利益が出る分野です。8月31日、フランスの製薬会社のトップであるサノフィ(Sanofi)とインターネット・ビジネスの最大手グーグル(Google)が提携を発表しました。サノフィはグーグルのデータ収集及び解析力に期待しており、この糖尿病分野でのナンバー2からトップを目指します。

グーグルは「ライフ・サイエンス Life Sciences」という会社を2年前に立ち上げ、健康関連事業を始めました。遺伝子、ナノ診断、神経変性疾患等の研究プログラムを扱います。「スマート・コンタクト・レンズ Smart contact lens」もそのうちのひとつで、これは去年、製薬業界世界一のノバルティス(Novartis)と開発の提携を結びました。患者がこのコンタクト・レンズを装着することによって、より正確に血糖値を測ることができ、そのデータをコンピュータやスマホに自動的に送るという計画です。まだ実用化はしていませんが、ひと昔前までは「スパイ大作戦 Mission Impossible」でしかお目にかかれなかったような道具が、現実となる日も近いようです。

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