ジェフ・クーンズの贈り物 Don de Jeff Koons

Published on by Kayoko

ジェフ・クーンズはアメリカ人の造形作家。世界で最も影響力のある100人の現代アーティスト・リストに常にランキングされています。2008年には「バルーン・フラワー」が存命のアーティスト作品としての最高値を付けました。最新のレクサスのCMにも彼の作品「バルーン・ドッグ」が登場します。

Une simulation "Bouquet of Tulips" / Jeff Koons / NOIRMONTARTPRODUCTION

そんなクーンズの新しいオブジェがパリ市に寄贈されることが発表されたのは去年11月のことです。2015年秋に起こったテロ事件犠牲者の慰霊として駐仏アメリカ大使の発案でこのプロジェクトは生まれました。高さ12メートル、重さ33トンの銅とアルミの「チューリップの花束」がパリ市立近代美術館とパレ・ド・トーキョーの間の空間に置かれる予定になっています。

しかし彼の作品を嫌う人たちが多いのも事実で、今月21日の日刊紙リベラシオンに「クーンズの贈り物にNON」という声明 libération が載りました。アート関係者や元文化大臣、映画作家ら著名な文化人が署名した共同声明です。クーンズの作品のアート性、設置場所の選択、3百万ユーロ以上とも言われる莫大な制作費に疑問を呈し、このプロジェクトの放棄を訴えています。今ではパリの街に馴染んだポンピドー・センターやパレ・ロワイヤルのビュレンの柱も出来た当時は物議を醸し出したものでした。果たしてこの巨大なチューリップは本当にパリに姿を表すのでしょうか。

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