生命倫理と生殖年齢 La limite d’âge de procréer

Published on by Kayoko

生命医療庁 Agence de la Biomédecine

生命医療庁 Agence de la Biomédecine

昨日、ヴェルサイユの行政法廷が男性の生殖許可年齢を「約59歳」とする判決ル・モンド記事参照を出しました。これはフランスで初めて示された男性の生殖に関する年齢制限です。

フランスでは、PMA(Procréation médicalement assistée)と呼ばれる「不妊治療を含む生殖への治療」問題がかなり前から議論されていますが、これは主に同性カップルに関するものでした。

今回の判決は、68歳と69歳の男性が凍結保存されている自分の精子を生殖に使用するのは違法であると認めたことになります。厚生省の下部機関である生命医療庁(Agence de la Biomédecine) が2017年7月に出した生殖への治療ガイドラインでは、年齢の上限を女性は43歳、男性は60歳としています。前出の男性2名は精子を保存している治療センターでの治療、つまり子作りを年齢制限で断られた為、ベルギーとスペインで人工授精を受けようと保存精子の海外への持ち出しを申請し、裁判で生命医療庁と争っていました。

最近、様々な理由で精子や卵子を凍結保存する人が増えています。この世界の技術革新は目を見張るものがありますが、年齢には勝てません。年金をもらえるような年になってからの子育ては厳しいものです。現に私は孫の世話で四苦八苦しています。

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