ドイツの死亡者数が少ないのは何故か Mystère du taux de mortalité

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 © AFP / THOMAS KIENZLE

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19日15時の時点でフランスの感染者数は10995人となり、死亡者は372人です。一方、ドイツは感染者数15320人に対して死亡者は44人、この違いはどこから来るのでしょうか?ドイツの医療設備はヨーロッパで随一と言われています。ドイツの集中治療可能なベッド数が2万5000なのに対し、フランスは7000、イタリアに至っては5000と言われています。フランスの医療システムは世界で最も充実していると言われていた時期もあったのですが、今では予算が減り、スタッフ不足からベッド数も減っています。全国の公立病院では、1年近く前から「待遇改善」「予算増大」を求めて、断続的なストライキが続いていました。

そこへ来て、このウイルス感染拡大です。ドイツが毎日1万2000人の検査能力を有するのに対し、フランスは4000人です。その為、感染している可能性があっても、検査はせずに自宅療養という現状です。検査を受けるのは、入院患者あるいは重い症状のある患者のみ。死亡者数から推察すると実際の感染者数はドイツよりずっと多いと考えられます。

すぐにこの状況を変えることは無理、マスクもないし、自覚症状のない感染者から身を守る為には「隔離」しかありません。確かに厳しい隔離対策でウイルス押さえ込みに成功した中国の例があるので、不自由な生活ではありますが、我慢するしかなさそうです。

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