赤木 曠児郎回顧展 Akagi à la MCJP

Published on by Kayoko

赤木 曠児郎回顧展 Akagi à la MCJP

2月1日からパリ日本文化会館で赤木曠児郎(Kojiro Akagi)回顧展が始まりました。去年2月の帰国中に亡くなられた赤木さんは享年87歳、1963年の渡仏以来、パリの街を描き続けた日本人画家です。暴風雨の日以外は、寒くても暑くても毎日街に出て、描いた素描原画は600点以上に上ります。まず、硬い鉛筆で下絵を描き、次に墨で細部に至るまで克明に輪郭を描きます。この間、双眼鏡で壁のシミや割れ目などを見つけ、書き加えます。ここまでで既に2週間は経過します。そして、この作業が終わると水彩で色を付けていくのです。1枚の素描原画を仕上げるのに3週間はかかると言います。もちろん、素描原画だけが赤木さんの作品ではありません。こうして出来た水彩画を元に油絵を描くのです。自宅兼アトリエで制作する油絵はいつの間にか赤い輪郭を持つ独特の絵に変わっていきました。

「Paris je t'aime ! pour l'éternité... 愛するパリ、永遠に」と題された回顧展は今月19日まで開かれています。赤木さんの見たパリの街が一望に見渡せます。

Published on Life

To be informed of the latest articles, subscribe:
Comment on this post