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空母の感染乗組員 Marins contaminés

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空母の感染乗組員 Marins contaminés

© L MARTINAT / MAXPPP 昨日、議会の委員会で、パルリー国防相が航空母艦シャルル・ド・ゴールの感染者数を発表しました。それによると、空母と付属船乗員を含めた総数2300人のうちの2010人が検査を受け、その結果、1081人が陽性だったことが判りました。検査対象の半数以上が感染していたことになります。今更ながら、感染力の強さに驚きます。そのうちの545人に症状があり、24人が酸素吸入、ひとりは集中治療を受けているそうです。 この空母は1月12日にトゥーロン港を出発、2月21〜26日にキプロスに寄港し、その後は数人の新型コロナ肺炎の症状を示す病人が出ているにもかかわらず、ブレストに寄港し数日の休暇を取った後も任務を続けていたことが批判されています。国防相は4月7日に報告を受けるまで、空母内で感染が広がっていたことは知らなかったと答えていますが、これから調査が進むにしたがって、様々な波紋を呼びそうです。...

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世界報道写真大賞 World Press Photo

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世界報道写真大賞 World Press Photo

in Khartoum, Sudan, on 19 June 2019 © Yasuyoshi Chiba / AFP ケニア在住のAFPカメラマン千葉康由さんが世界報道写真大賞を受賞しました。これはオランダの世界報道写真財団 World Press Photo が毎年行っている写真コンテストで今回はその第63回目。この栄誉ある賞について、ル・モンド紙も写真付きで大きく報道しました。賞の対象となったのは、去年6月19日にスーダンの首都ハルツームで撮影された写真です。 当時、スーダンは治安部隊による反政府デモへの弾圧で多くの犠牲が出ており、停電の中で若者が抗議の詩を朗読する光景を千葉さんが写真に収めました。タイトルは...

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空母シャルル・ド・ゴールの感染 Porte-avion Charles de Gaulle

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空母シャルル・ド・ゴールの感染 Porte-avion Charles de Gaulle

© Christophe Simon / AFP ここ数日、ニュースに登場するのは航空母艦シャルル・ド・ゴールの新コロナウイルス感染です。先日のアメリカの空母ルーズヴェルト事件を彷彿とさせますが、 軍上層部の隠蔽体質が問題になってきました。最初の集団感染が起こったオワーズ県にある空軍基地の件はル・モンド紙の記事にも載りましたが、ここでも軍の対応に内部から批判の声が上がっているのです。 乗組員1767人の空母シャルル・ド・ゴールが中東におけるテロ国際協力支援でフランスを出発したのは1月12日のこと。地中海で任務を終えた後は、北海と大西洋の保安活動に参加し、3月13日にブレスト(ブルターニュ地方)に寄港しました。これまでは外部との接触はなく、初めて陸に上がったとされています。この数日前に「数人」が新コロナの症状を出していましたが、マスク着用及び船内の消毒を行ったのみでした。空母内では水兵たちは共同生活をしています。大部屋には24人まで泊まれるそうです。当然のことながら、社会的距離の確保はできません。彼らは3日間の休暇を取り、再び空母に乗りました。そして、4月8日、約40人の乗組員が感染症状を示した時点で、急遽、検査員を乗船させることが国防省から発表されました。10日には50人の感染が確認され、空母は12日にトゥーロン...

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高齢者の隔離解除問題 Le confinement des seniors

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高齢者の隔離解除問題 Le confinement des seniors

© Georges Gobet / AFP 大統領の13日の演説の後、様々な論戦が起こっていますが、特に問題となっているのは「高齢者、健康上の問題のある人、身体障害者など、体の弱い人は5月11日以降も自宅隔離が続きます」という部分です。そして、昨日、新型コロナウイルス肺炎の為の政府諮問機関科学顧問代表が上院で「18百万人を隔離し続ける必要がある」と意見を述べ「65歳か70歳以上の人」と付け加えました。いつまで隔離かとの質問には「わかりません。予防薬ができるまでかもしれません」と答えたのです。 患者数を抑えるという観点から考えれば、病気に罹りやすい人を隔離すれば、リスクは減らすことができます。伝染病に罹った人を隔離するのは法律にかなっていて、当然の措置です。しかし、病気に罹りやすいという理由だけで、いつまでも社会から隔離するのは人権侵害です。医学倫理学の教授は、年齢で一括りにするのは民主的でないと警鐘を鳴らしています。また、老年医学の教授は、家族から高齢者を引き離すことが病気より大きい精神的ダメージを与えると言っています。...

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レディ・ガガの慈善コンサート  One World : Together at home

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レディ・ガガの慈善コンサート  One World : Together at home

Lady gaga with World Health Organisation & Global Citizen レディ・ガガが医療従事者支援を呼びかけ、世界保健機関 WHO とグローバル・シチズンGlobal Citizen の協賛で、ヴァーチャル・コンサート「One World : Together at home」が実現します。来る4月18日(ロサンジェルス時間で17時)に世界的有名な歌手やスターがネット経由で共演します。 時差の為、フランスでは4月19日午前2時からの2時間で、フランス2局...

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ゼロ号患者の痕跡【第4回】La 4ème partie

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ゼロ号患者の痕跡【第4回】La 4ème partie

L'hôpital de Creil dans l'Oise / © AFP 《ゼロ号患者》の痕跡【第4回】 オワーズ県民はクレイユ基地が感染源かもしれないと考え始める。云く、基地は隠し事をしているのではないか?武漢から戻った機体は掃除されただけで、消毒はされなかったに違いない。武漢からの飛行機には、極秘に中国から脱出させたスパイもひとり乗っていて、彼がウイルスを持ち込んだのではないか?諜報員には一般の規則は適用されないからね。地元メディアだけでなく、全国紙も特集を組み、この件を追った。 同じ頃、オワーズ県上院議員のローランス・ロシニョールはパスツール研究所へ同県に住む某エール・フランス乗務員について報告した。「去る11月27日、この乗務員は新型コロナの症状を発症しました。北京便に乗務した後、ひどい疲れ、熱、咳、すべての症状を示しました」この乗務員は全快するまでに2ヶ月半かかり、その間、娘と息子も同じ病気にかかったそうである。中国で新型コロナが報告されたのは12月中旬のことだが、今では、その1ヶ月前の11月17日に感染者が出ていたことが判っている。彼女がゼロ号患者なのか?近いうちに彼女は抗体検査を受けることになっている。...

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キリストが白衣を! Christ en blouse blanche

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キリストが白衣を! Christ en blouse blanche

Cristo Redentor & Rio de Janeiro © Antonio Lacerda / EFE 復活祭の日曜夜に、リオデジャネイロのキリスト像が白衣を纏いライトアップされました。この像はコルコバードのキリスト像 Cristo Redentor と呼ばれ、街を見下ろす巨大な像です。1922年のブラジル独立100周年を記念して建設されました。このライトアップは、ブラジルのみならず、世界中で新型コロナウイルス危機と戦う医療従事者たちを励ます思いが込められています。 *上記のライトア...

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隔離解除5月11日 Lundi 11 mai !

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隔離解除5月11日 Lundi 11 mai !

今夜、マクロン大統領がテレビ演説を行いました。全国民が待ちに待った隔離解除日の5月11日が発表された瞬間、通りからは「おぉ!」と言う声が上がりました。これは落胆を意味する叫びだったのか、安堵のそれだったのかは分かりませんが、私には「前者」のように聞こえました。そして、演説の中で、保育園、小学校、中学校、高校が再開し、これまで休業せざるを得なかった店や企業も仕事を再開できるようになるという話になりました。3月の演説では「私たちは戦争中です」と何度も強調した戦闘的なトーンの大統領が、今日は「皆さんの...

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ゼロ号患者の痕跡【第3回】la 3ème partie de l'article

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ゼロ号患者の痕跡【第3回】la 3ème partie de l'article

Jérôme Salomon au point de situation 【第3回】ゼロ号患者の痕跡 2月26日、リヨンでは、トリノのユベントスとオリンピック・リヨネのサッカー試合が予定通り行われた。すでにイタリアでは集団感染が発生しており、3000人に上るイタリアからのサポーター到来に危惧する向きもあったが、リヨン市や厚生相 が試合決行を支持した。この日に厚生省で行われた記者会見で厚生相は「国内で伝染病は起きていません」「隔離した病人は数人いますが、いずれもいかに感染したか説明できるケースです」と言っている。ヴァロトーのケースを彼は説明できるのだろうか?...

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ゼロ号患者の痕跡【第2回】La 2ème partie de l'article

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ゼロ号患者の痕跡【第2回】La 2ème partie de l'article

© Olivier Fabre / Armée de l’air / Défense ゼロ号患者の痕跡【第2回】 1月31日午後、中国からの帰国者を乗せた飛行機がブーシュ・デュ・ローヌ県イストルの軍飛行場に着陸した。武漢の飛行場でかなりの待ち時間を過ごし、12時間の飛行で疲れた様子の帰国者たちが機外に出る。彼らは武漢出発前に軍医による問診を受け、あらゆる予防措置を講じられていた。その中に鼻水を流していた人と微熱がある人が発見され、彼らは機体の後尾に隔離されて帰国した。機体は、フランスの基地を出発し、イストル軍空港に到着するまで、武漢以外、どこにも寄港していないと国防省は言う。...

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